かなり衝撃的なタイトルですね。
しかし、これは厚生労働省の統計調査でも明らかになっている事実です。
下記の図をご覧下さい。

グラフは厚生労働省ホームページに記載されているものを抜粋しています。
いかがですか?もちろん程度の差はあります。全員が全員、「歯がグラグラで噛めない」という訳ではありません。歯茎からちょっと血が出る程度の方も含めて“歯周病”と扱われています。
とは言え、いずれ重度になってしまう、何かしらのトラブルが起こってしまう、リスク(お口の環境)があるということは疑いようのない事実です。
ここで私はあなたを脅したいわけではありません。危機感を煽る(あおる)つもりもありません。ただあなたには現状を理解してもらいたいと思ったのでお伝えさせてもらいました。
では早速どうしたら歯周病にならない、あるいはこれ以上進行させない環境を整えることが出来るのかをお話しします。

結論から先に言ってしまうと、
「本当に正しい歯磨きを身につける」
たったこれだけです。
(焦らしておいてそんな単純なことか・・・。)
そう思われたかも知れません。
ではここで一つ質問をさせて下さい。
“あなたは本当に正しい歯磨きの仕方を
教えてもらったことがありますか?”
大切なことは
”本当の歯磨きが出来るか?”ではなく、
“教えてもらったことがあるか?”
ということです。
少なくとも
私が出会った患者さんの中で、
この質問に対して”はい!”と
自信を持って答えられた方は
一人もいません。
皆無です。
特に私が「歯磨きの意味と目的」を
お話した後では
なおさらです。
なぜ、物心ついた頃からやっている
”歯磨きの仕方”さえ、
ほとんどの人が知らないのか?
それは単純に「教えてくれる人がいないから。」です。
学校の先生も知りません。
あなたの親も知りません。
もっと言えば、
多くの歯医者でさえ知らないのです。
では一体誰から
教わるというのでしょうか?
あなたが”本当の歯磨き”を知らないのも
無理はないのです。
その代わり・・・、
今ここで必要なことを学んで下さい。